日本プログラミング物語

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tmux

tmuxとは

tmuxを使うと、SSH端末ソフトを画面分割したり、突然切れたセッション(接続)を復旧することが出来ます。
VirtualBoxにOSをインストールして使っているときは、あまりありがたみを感じませんが、レンタルサーバーにリモートログインして操作しているときは、重宝すると思います。
お好みに応じてインストールしてみて下さい。

以下の作業で、sudoコマンドが使えない場合は、「su -」でrootユーザーになってコマンドを入力して下さい。
一般ユーザーでsudoコマンドを使えるようにするには、visudoコマンドを使います。
詳しくは、『CentOSの初期作業』の「sudoコマンドが使えるようにする」をご覧下さい。

※「\」は、長い行を折り返すときに使います。

libeventのインストール

tmuxで必要なのでインストールします。

$ wget http://sourceforge.net/projects/levent/files/libevent/libevent-2.0/\
libevent-2.0.21-stable.tar.gz
$ tar xvzf libevent-2.0.21-stable.tar.gz
$ cd libevent-2.0.21-stable
$ ./configure --prefix=/usr/local
$ make
$ sudo make install

wgetコマンドが使えない時は、以下のようにインストールして下さい。

$ sudo yum -y install wget

ncursesのインストール

これもtmuxで必要なのでインストールします。

$ wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/ncurses/ncurses-5.9.tar.gz
$ tar xvzf ncurses-5.9.tar.gz
$ cd ncurses-5.9
$ ./configure --prefix=/usr/local
$ make
$ sudo make install

tmuxのインストール

$ wget http://sourceforge.net/projects/tmux/files/tmux/tmux-1.9/\
tmux-1.9.tar.gz
$ tar xvzf tmux-1.9.tar.gz
$ cd tmux-1.9
$ cp /usr/local/include/{event,evutil}.h .
$ cp /usr/local/include/ncurses/{ncurses,term}.h .
$ ./configure --prefix=/usr/local LDFLAGS=-L/usr/local/lib/ \
--includedir=/usr/local/include
$ make
$ sudo make install

このまま実行すると、「tmux: error while loading shared libraries: libevent-2.0.so.5:~」とエラーになってしまうので、rootユーザーになって以下のファイルを作成します。

(ファイル名) /etc/ld.so.conf.d/libevent.conf
(内容) /usr/local/lib

内容を反映させます。

$ sudo ldconfig

以上で、tmuxコマンドを実行できます。

$ tmux

画面の最下行に緑色の線が表示されます。

(tmux起動画面)