日本プログラミング物語

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機械語

機械語はCPUが理解できる唯一の言語

CPUは、記憶素子(メモリ)のON/OFF状態しか理解することができません。
ON/OFF状態に意味を持たせたものを「機械語」、あるいは「マシン語」と呼びます。

たとえば、Z80というCPUを使って1+2を計算するマシン語プログラムを書いてみるとこのようになります。

0011111000000001000001100000001010000000

メモリーに、0がオフ(電気がない)、1がオン(電気が貯まっている)として保存してCPUを動かすと、プログラムが実行されます。

しかし、1と0がずらずら並んでいるのは、とても見づらいです。
そこでこの二進数を何桁毎かに区切ってまとめてみましょう。
コンピューターの世界では、8桁を一まとめにするのが一般的です。

00111110
00000001
00000110
00000010
10000000

これを16進数で表すと

3E 01 06 02 80

となります。
だいぶ読みやすくなりました。
しかし、二進数をずらずら並べたプログラムも16進数で書き表したプログラムも、表記が違うだけで中身は全く同じなので、16進数表記のものもマシン語と呼びます。

しかし、いくら短くなったとはいえ、こんな数字だけでプログラムを作るのは狂気の沙汰です。
そこで、「アセンブリ言語」という、人間がプログラミングしやすい方法が考え出されました。


コンピューターの仕組み アセンブリ言語